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年代記 ~ブログ小説~ 

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【  2014年10月  】 更新履歴 

  10.01.  【 第103章 】  第1884回   さわりを読む▼
  10.02.  【 第103章 】  第1885回   さわりを読む▼
  10.02.  【 備忘記録的なもの 】  おおざっぱなあらすじ。   さわりを読む▼
  10.03.  【 第103章 】  第1886回   さわりを読む▼
  10.04.  【 第103章 】  第1887回   さわりを読む▼
  10.06.  【 第103章 】  第1888回   さわりを読む▼
  10.07.  【 第103章 】  第1889回   さわりを読む▼
  10.07.  【 備忘記録的なもの 】  無題。   さわりを読む▼
  10.08.  【 第103章 】  第1890回   さわりを読む▼
  10.09.  【 第103章 】  第1891回   さわりを読む▼
  10.10.  【 第103章 】  第1892回   さわりを読む▼
  10.10.  【 備忘記録的なもの 】  ナポリの二   さわりを読む▼
  10.11.  【 第103章 】  第1893回   さわりを読む▼
  10.12.  【 備忘記録的なもの 】  フェニックスを探しに行きます。   さわりを読む▼
  10.20.  【 備忘記録的なもの 】  お金がない、で思い出しました。   さわりを読む▼
  10.23.  【 備忘記録的なもの 】  業務連絡です。   さわりを読む▼
  10.26.  【 備忘記録的なもの 】  業務連絡その2   さわりを読む▼
  10.27.  【 第103章 】  第1894回   さわりを読む▼
  10.28.  【 第103章 】  第1895回   さわりを読む▼
  10.29.  【 第103章 】  第1896回   さわりを読む▼
  10.30.  【 第103章 】  第1897回   さわりを読む▼
  10.30.  【 備忘記録的なもの 】  業務連絡その3   さわりを読む▼
  10.31.  【 備忘記録的なもの 】  業務連絡その4   さわりを読む▼


第1884回

第103章

  シャルロットの話には、省略箇所がたくさんあった。しかし、今は、話の正確さではなく、本質を伝えるべきだと思ったので、かの女は詳しく説明するべき箇所とそうでないところを選別しながらしゃべった。「遺言状が公開されたときから、彼の戦うべき相手はわたしに変わった。彼は、伯父の遺産をすべて自分のものにしようとしたの。でも、屋敷の人間たちは、彼を新しい主人とは見なさなかった。彼がいくら言い聞かせても、彼らにと...全文を読む


第1885回

第103章

  そして、一息ついてこう締めくくった。「だけど、彼の話は、この話とは関係ないから、今は省略するわね」 マリアーンは不満そうな顔をしたが、うなずいて見せた。「・・・どこまで話したかしら。そうだわ、ライと一緒にポーランドに戻ってきたところまでよね」シャルロットは小さくため息をついた。「公爵は、はじめのうち、わたしがポーランドにいることに気がつかなかったの。ルジツキー氏の話だと、わたしがベルリンのコンサ...全文を読む


おおざっぱなあらすじ。

備忘記録的なもの

 先週まで放送されていた朝ドラ「花子とアン」ですが、一週間分のダイジェスト番組を見ながら、ほぼ毎週のように繰り返されていた会話が。「そういえば、赤毛のアン、ってどんな話だったっけ?」そこで、説明を始めます。「昔、カナダにマシューとマリラという兄妹が住んでいて、二人とも年を取ってきて、農家の仕事が大変になってきたから・・・」「うん、うん。農家の仕事って、年取るとしんどいんだよな。それにしても、近所の○○...全文を読む


第1886回

第103章

  ユーリアは首だけシャルロットの方を向いた。「今、急いで結論を出さないで。この状況で、冷静な判断ができるとは思えないわ」 シャルロットはうなずいた。「そのとおりね。もう少し考えさせてちょうだい」 マリアーンが言った。「その考慮、というのに、わたしの存在も含めて欲しい。わたしには、もう、どんな女性を守ることもできないかもしれない。でも、きみを愛する気持ちだけは誰にも負けないつもりだ」 シャルロットは...全文を読む


第1887回

第103章

 「だとしたら?」シャルロットは訊ねた。 ユーリアは涙声だったが、はっきりとこう言った。「『かの女に伝えて欲しい。わたしはいつまでも待っている、と』そう言ってから、彼はため息をついた。『・・・もちろん、かの女が生きているはずはないと知っています。あくまでも、仮定の話、ですよね。心配いりません。わたしは、今、幸せですから。だから、あなたがたも幸せでいてください。さようなら。あなたが、今のまま、ずっと笑...全文を読む


第1888回

第103章

 「だが、不思議な気分だ。何か、気分が高揚している」そう言って、マリアーンはほほえみを浮かべた。顔全体が笑っている。この笑みは本物だった。「わたしは、天使と約束したんだ。来年、二人でジョイント=コンサートをするのだとね。約束したのは、もう20年も前のことだったけど。あれから、いろいろなことがあった。戦争もあったし、かの女が亡くなったとも聞いた。そのたびに、約束は果たされないと思った。何度絶望したかわ...全文を読む


第1889回

第103章

 「何がだめなんだ!」マリアーンは声を荒げた。「だって、きみもかの女が好きなんだろう? 今のきみには、かの女が必要なんだ。確かにきみはプライドが高い人間だ。だが、そのきみがプライドを捨ててかの女にそばにいて欲しいと頼んだ。そんなきみの姿を目の当たりにして、わたしには、自分だけ幸せになるなんて考えられないんだ」タデウシは初めて本音で答えた。「わたしは、かの女ときみが一緒にいても決して嫉妬はしない。絶望...全文を読む


無題。

備忘記録的なもの

 えっと・・・きょうの第1889回が、オリジナル第102章の最後の部分です。誰かのせいで、第103章が変則的になりました。あすからの分が、オリジナル第104章(!)のスタート部分になります。「え? この章、ここで終わらないんだ?」と自分でも思うのですが、そうなんです、終わらないんです。本来の第103章の一部分は、すでに発表済みなので、このあとジークフリート君が出てくる部分は新しい第104章に動かしま...全文を読む


第1890回

第103章

  診察室から出たところで、シャルロットは声をかけられた。「クリーシャ? どうしたの、その怪我? あなたも車に乗っていたの?」立っていたのは、花束を手に抱えていたマウゴジャータ=モジェレフスカだった。かの女の隣では、同じように深刻な顔をしたモジェレフスキーが立っていた。 シャルロットは、二人の姿を見て、ほっとしたような表情になった。「なんでもないのよ」「何でもないはず、ないでしょう? 服に血がついて...全文を読む


第1891回

第103章

 「どの事件?」ギュンターは首をひねった。「今、カジーミェシ=ルジツキー以外の誰かが事件を起こしているのか?」 シャルロットは頷いた。「ええ、そうなの。でも、今聞きたいのは、ルジツキー氏の事件のことなの。記者のあなたなら、詳しいんじゃないかと思って」 ギュンターは少しだけ残念そうな顔をした。「・・・悪いね。わたしにはあまり詳しい説明は出来そうにないな。まだ取材中だし」「そう。つまり、まだ話せない、と...全文を読む


第1892回

第103章

  マウゴジャータは、シャルロットの表情を見て、カジーミェシ氏の<芳しくない>噂話の詳細を端折ることにした。「父親のカロル=ルジツキーという人は、とても苦労人だったそうよ。だからこそ、ぬくぬくと育ってしまった息子のことが許せなかったんでしょうね」マウゴジャータは続けた。「・・・カロル=ルジツキー氏の半生って、もちろん知っているわよね?」 シャルロットとギュンターは『知らない』と首を振った。 マウゴジ...全文を読む


ナポリの二

備忘記録的なもの

 ブログのお友達、八少女 夕さんのところで、カウンターが50000の大台に乗りました。本来だったら、「八少女 夕さん、50000hitおめでとうございます」・・・と、トラックバックを送るべきところですが、今回はリクエスト作品、ハードルが高すぎです。なので、ちまちまと、こんなところからお祝いを・・・。目立たない記事なので、気がついてくださっているかしら?「タイトルに地名を使った作品?」ずーっと考えていました...全文を読む


第1893回

第103章

  マウゴジャータは一息ついてから、説明を続けた。「最終的に、彼は二つの会社を手に入れたわけで、手に入れたとたん、さっさと社名を変更してしまったの。その二つというのが、ルジツキー紡績とルジツキー運輸。結局、鉄道事業に投資したのが幸いしたみたい。彼の財産は、みるみるうちにふくれあがっていったというわけ」 シャルロットとギュンターは黙って話を聞いていた。「そして、彼はルジツキー商事という会社を作ったの。...全文を読む


フェニックスを探しに行きます。

備忘記録的なもの

 すみません、やはり締め切り落ちです。連休なのに、原稿を書く暇と元気がありません。(こんなときに、台風が来るなんて、ついていません。)今、真っ黒焦げでくすぶっております。私生活で、いろいろなことが重なり、壊れかけています。(きっと、こういう状態を「心が折れた」というんでしょうね。)第103章は、完結した時点で、連載を再開します。あと2~3話くらいで完結だと思います。楽しみにしていてください、というよう...全文を読む


お金がない、で思い出しました。

備忘記録的なもの

 ごめんなさい、連載をストップしているのに、寄り道などして。先日から、「お金があれば本当に幸せか」という問題でストップしている、と「きょうのひとこと」で書いたとおりの状況です。でも、よく考えてみると、「お金があれば本当に幸せか」を考えられる人間というのは、お金を持っている人間なんですよね。自分みたいにお金を持っていない人間には、お金を持っている人間の苦労なんてわかりません。「お金があれば」という前提...全文を読む


業務連絡です。

備忘記録的なもの

 小説ブログのお客様で、スマートフォンで見てくださる方は圧倒的少数(ページ数だけで比較すると結構多い)ですが、カウンター解析で見ると、スマートフォンテンプレートではなくブログテンプレートで見てくださっているかたがほとんどのようです。スマフォでご覧になっているかた以外にはどうでもいいお知らせですが、スマートフォンテンプレートを変えました。(というか、スマフォでPCブログ画面がでるように設定しました。)...全文を読む


業務連絡その2

備忘記録的なもの

 ブランクがあいてしまいましたが、第103章の残りを予約投稿しました。スタートは10月27日午前0時です。途中で中断という、みっともないことになってしまいまして、申し訳ありません。ですが、なかなか話が進まないので、第104章がどうなるのか、予測がつきません。なんとか、11月中には連載再開できるといいと思います。お金を巡る攻防?は、第104章に持ち越しました。なので、お待たせした割には、話はさほど進展...全文を読む


第1894回

第103章

  その言葉を聞き、マウゴジャータとギュンターは考え込んだ。 ずっと黙っていたモジェレフスキーが口を開いた。「カロル氏に必要なのは、孫のブレインであって、ナンバーツーになるような人材ではないと思う。まあ、どちらにしても、タデックにそれが務まるかどうかは怪しいものだが」 マウゴジャータは頷いた。「確かに。タデックがそれほどの人物だとは思えないわ。そもそも、彼はそんなものとは無縁の人物だし」 ギュンター...全文を読む


第1895回

第103章

  話が堂々巡りになってきたので、シャルロットはその話題を打ち切ることを選んだ。「・・・ごめんなさい。わたし、病室に行かないと。あなたたちもタデックに会いに来たんでしょう?」 マウゴジャータがいった。「そうだったわね。お見舞いに来たのに、こんなところで話し込んでしまうなんて」 そのとき、彼らの後ろから声がした。「連絡をもらって引き返してきた」声をかけたルドヴィークは真っ青になっていた。その後ろに、真...全文を読む


第1896回

第103章

  しかし、シャルロットは顔を上げなかった。「忘れないで。あなたは、みんなに愛されているのよ。少なくても、今ここにいる人たちは、みんなあなたの味方よ。あなたは、幸せになるために生まれてきたの。だから、あなたが不幸になろうとしているのを、誰も喜ばない。今必要なのは、あなたが幸せになるために、あなたがあなた自身の気持ちに気がつくことなの。あなたもタデックもバカよ。傷ついてもいいから、大声で言ってみなさい...全文を読む


第1897回

第103章

 「お願い、止めないで」シャルロットはモジェレフスキーに言った。「行く必要はない」モジェレフスキーが言った。「どこの誰かもわからない、あんな子どもの言うことなど、聞く必要はない」 それでも、シャルロットは抵抗した。「彼が誰かは知っているし、彼の言うことにも一理あるわ。だから、彼に話しておきたいの---」「ほっときなさい」モジェレフスキーは冷たい口調でもう一度言った。 さすがに、シャルロットも、モジェレ...全文を読む


業務連絡その3

備忘記録的なもの

 ミニブログで書いたとおり、週末お出かけをします。明日の夜出発することになりましたので、2~3日、ブログ訪問や、自分のブログのチェックもできません(もし、コメントいただいても承認が遅れたり、お返事できなかったりしますが、ごめんなさい)。せっかくの連休ですが、お天気が悪そうです。かなりがっかりです。第103章は、これで終結です。そんなわけで、第104章の出だしも同じ日の続きということになります。どこで...全文を読む


業務連絡その4

備忘記録的なもの

 11月3日までは、こちらの記事を下にします。「その3」より後に書いたので、「その4」です。・・・おいおい、「その」いくつまで書くんだ?というのはさておいて。コメント返信原則を変えました。拍手コメントを非公開で「受け付ける」に設定しました。お返事は原則としていたしませんので、「返事なんてもらわなくてもいいよ」というコメントがありましたらご利用ください。(あまりひどいコメントばかり続いたら、閉鎖するか...全文を読む

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