年代記 ~ブログ小説~ 

「日記」
備忘記録的なもの

独断と偏見のベスト20(ハーモニー重視編)

だいぶ前(正確には昨年11月8日に、ipodのトップ25機能について記事を書いたのですが、昨日、お友達のエリアンダーさん(ブログはこちら)からコメントをいただきました。

「これは、ネタに使えそうだ」と思いました。

コメントは以下の内容ですが、勝手に転載いたします。

お待たせしました・・って誰も待ってないか(笑)
小曲でメロディーが美しい曲というクラシック掲示板で
私が好きなベスト20を出したことがあります。
私はメロディフェチでメロディのきれいな曲に惹かれます。

~中略~

20位.曲カルリ 「ギター二重奏曲 No.5の22」
19.バッハ「管弦組曲第2」6番『メニュエット』
18.バッハ「インベンション13」
17.クララ「ロマンス・ヴァリエ」
16.ヴィターリ「シャコンヌ」
15.ヘンデル「サラヴァンドと変奏」
14.コレッリ「ラ・フォリア」
13.パラディス「シシリアーノ」
12.パーセル「アブデラザール(ムーア人の反乱)~ロンド」
11.ヴァイスの「シャコンヌ」
10.グラナドス 「アンダルーサ」
9.バリオス「大聖堂」
8.ソル「月光」
7.リスト「ため息」
6.ダウランド 「蛙のガリアルド」
5.作曲者不詳「シシリアーノ」
4.サン=サーンス 歌劇「サムソンとデリラ~あなたの声に心は開く」 
3.ダウランドの「涙のパヴァーヌ」
2.シャミナード「コンチェルティーノ」
1.バッハ 「ゴルトベルク変奏曲 第1変奏」 



うーん、メロディーフェチですか。
そういう観点からすると、わたしはハーモニーフェチかも・・・。

・・・ということで(どういうことかな?)、エリアンダーさんの「メロディー編ベスト20」に対抗して、「ハーモニー編ベスト20」を、独断と偏見と直感で書き出してみることにしました。

「現代音楽は好きではない」とおっしゃるエリアンダーさんですが、上記の通り、お好きな音楽の範囲の広さは相当なものですよね。
ですが、こちらは狭い守備範囲(かれこれ150年程度)の中で、ちょっといいかも?という選曲をしてみました。
メロディーの美しさ、は新旧問わないものですが、和声となると18世紀以前の音楽ではちょっと分が悪いのではないでしょうか・・・と無駄な悪あがきをしてみたりして。


*****************


では、今回はカウントダウン方式です。

20.マスネ 歌劇「タイス」より「瞑想曲」
19.タイケ 「旧友」
18.チレア 歌劇「アドリアーナ=ルクヴルール」より「わたしは創造の神の卑しい僕」
17.フチーク 「剣闘士の入場」
16.コダーイ 組曲「ハーリ=ヤーノシュ」より「間奏曲」
15.エルガー 「愛のあいさつ」
14.グリーグ 「叙情小曲集」より「春によす」
13.デュカス バレエ「ラ=ペリ」より「ファンファーレ」
12.ステンハンマル 序曲「エクセルシオール」
11.ヴィエニャフスキー 「伝説曲」

以下ベストテン。

10.フランク 「3つのコラール」より「第1番」
9.マルティヌー 二つの弦楽オーケストラ・ピアノとティンパニーのための複協奏曲~第2楽章~
8.ラフ 「カヴァティーナ」
7.ヴュータン ヴァイオリン協奏曲第4番~第1楽章~
6.ダンディ 「ヴァレンシュタイン」より「第三部:ヴァレンシュタインの死」
5.ショパン 「幻想ポロネーズ」
4.ネドバル ヴァイオリンソナタロ短調~第1楽章~
3.アルヴェーン 交響曲第4番「海辺の岩礁にて」*1楽章の交響曲ですが、第四部?にあたる部分が特におすすめ
2.ベートーヴェン ピアノソナタ第30番~第3楽章~
1.フォーレ レクィエムより「アニュス・デイ」

もし、明日聞かれたら、順位が変動していると確信できますが。
いや、それどころか、チャイコフスキーがない、ドヴォルザークがない、ブラームスがない、サン=サーンスが・・・と騒ぎそうな予感も。




番外編:その1
「チェルニー50番練習曲」第28番・・・その前の第27番もそうだけど、練習曲にしておくにはもったいない。チェルニーの練習曲だと言わないで、適当なタイトルをつけたら、ピアノピースとして結構いけると思うんですが。

番外編:その2
ヴュータンの第4番のコンチェルトですが、第1楽章自体もきれいな和声なんですが、和声的観点から言うと、第1楽章と第2楽章のつなぎ目がお気に入りです。第1楽章の最後の主和音(たいてい主和音で終わりますよね?)を引き延ばすことによって、その音を導音にみたてて半音上の調にちゃっかりうつって第2楽章を始めてしまうという技法、すごいです。ニ短調と変ホ長調って、本当はあまり近い親戚じゃないんですよ。それでも、二つの楽章、うまくつながっています。
でも、曲の「つなぎ目」をあげるのは反則ですよね?

蛇足(つちのこの足?):
miss.keyさん、またソルヴェイグが抜けてしまってすみません。あの曲は、ハーモニーよりむしろメロディーが優れていると思いますよ、ね、エリアンダーさん?(←・・・って、なぜに、そちらにふる?)
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ノーラベル

ラヴェルが無いぞラヴェルががが。
とは言うものの、ハーモニーもメロディもわたしゃ今一判ってないんですけどね。
#230[2015/02/15 23:28]  miss.key  URL  [Edit]

Re

> ラヴェルが無いぞラヴェルががが。
あ、ホントだ。
・・・だから、直感で選んだんじゃダメなんですよね・・・。
えっと、ラヴェルの場合は、メロディーやハーモニーというような個別要素で評価されるべき人間ではなく、ごにょごにょ・・・。ごめんなさい。バッハとかラヴェルは、ワタクシメのような単細胞凡人が理解できる遙か上をいっている人なので、本当のところ今一わかっていないんですけど(←逃げの体勢)。
「独断と~」2月16日版があったら、やっぱり順位が変わりますね。あの原稿を書いてから9時間で、もうそれですから・・・。
コメントありがとうございました。次は、つちのことラヴェルのコラボレーション希望・・・じゃないですね。
#231[2015/02/16 06:14]  cambrouse  URL  [Edit]

こんにちは

そうそう。ベストテンなんてしょっちゅう変わりますね。
ステンハンマル?、フチーク?、チレア?、ネバドル?、アルヴェーン?
知らん。聞いたこともない。(笑)
「その音を導音にみたてて・・・」完全に専門家の世界ですね、難しい。
おお「アニュス・デイ」が1位ですか。
「パヴァーヌ」と並んでフォーレで好きな曲すね。
このリスト、聴いたことのない曲がたくさん。
youtubeでほとんど聴けるから楽しみ、いかんよだれが・・・。(笑)
8位の「カヴァティーナ」も聴けましたし、スウェーリンクの
「わが青春は終わりぬ」も数十曲ありました。スウェーリンクは
とてもよかった。
仕事中しばらくオルガンの旋律が耳に残ってました。
えっ、cambrouseさんのリストに「ソルヴェイグの歌」が入ってない?
私のリストでは21位が「ソルヴェイグの歌」で22位がドボルザークの
第9の三楽章です。(miss.keyさんにゴマすり(笑))
こんなのもいつかやってみたいですね。
「映画に使われたクラシックベスト10」とか「好きな映画音楽ベスト10」とか
#232[2015/02/16 12:42]  エリアンダー  URL 

Re

> そうそう。ベストテンなんてしょっちゅう変わりますね。
> ステンハンマル?、フチーク?、チレア?、ネバドル?、アルヴェーン?
> 知らん。聞いたこともない。(笑)
youtubeで聞いてみれば、すくなくてもフチークのあの曲は、「な~んだ、これだったのか~」くらいポピュラーな曲のはずですが・・・。(これがベスト20に入っちゃうわけ?・・・と思うくらい拍子抜けする音楽です。)
> 「その音を導音にみたてて・・・」完全に専門家の世界ですね、難しい。
煙に巻いてしまおうと思って書いたのですが、実は簡単な話でして。
今はどうかわからないんですが、わたしが子どもの頃は、卒業式とかの式典の際、礼をするときにピアノが入ったものです。和音を3つ鳴らすだけなんですが、和音に聞こえなくても「ド シ~~~~~~ ド」(シのところで礼をして、最後のドで頭を上げる)という音の話なんですが・・・というと、「あ~、あれね」と心当たりがあると思うのですが。
その「シ」の音を、導音といいます。必ず半音上の「ド」に進みます。和声の規則では、絶対そうなることになっています。
ところで、上でわざと「シ~~~」と延ばして書いたのですが(そう聞こえるはずです)、「シ~~~」と引っ張ると、次に「ド」が来ると、妙に落ち着くものでして(これを、和声では「解決」といいます)。
こういう理論があると、それを逆用する詐欺師?が現れるのは時間の問題です。何か長~く延ばした音のあとに半音上の音を持ってきて、「ふぅ。解決したぞ」と錯覚させるというテクニックを編み出した人間が出てくるわけです。まあ、錯覚を利用した転調なのですが、フォーレあたりはそういった技術をうまーく使って曲を書き、弟子のラヴェルはさらにその応用でみごとなオーケストレーションを確立させたすごーい作曲家なのでした。
・・・あ、また煙に巻きかけているので、説明はこのあたりで。
> おお「アニュス・デイ」が1位ですか。
> 「パヴァーヌ」と並んでフォーレで好きな曲すね。
あと2~3日は頭の中でフォーレがなっていそうです。パヴァーヌは、メロディーがきれいな部類に入る曲ですね。
> スウェーリンクは とてもよかった。
> 仕事中しばらくオルガンの旋律が耳に残ってました。
あのテーマ、ただの「♪ドシラソファミレド」なのに、妙に印象的ですよね。
学生の頃は、「スウェーリンク?誰それ?」みたいな感じだったのに、今ではyoutubeで数十曲?
時代は変わった。文字通り「我が青春は終わりぬ」かも。
> えっ、cambrouseさんのリストに「ソルヴェイグの歌」が入ってない?
> 私のリストでは21位が「ソルヴェイグの歌」で22位がドボルザークの
> 第9の三楽章です。(miss.keyさんにゴマすり(笑))
ドヴォルザークの第9なら、第2楽章の出だしの転調が見事ですね。ホ短調から変ニ長調への転調・・・という強引かつ効果的な技が光っております。ベスト20に入れてもいいハーモニーです。好きなのは例の「家路」のテーマが入る直前までですけど。・・・あ、また墓穴を掘ってしまいました。miss.keyさん、ごめんなさい。
#233[2015/02/16 22:06]  cambrouse  URL  [Edit]














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