FC2ブログ

年代記 ~ブログ小説~ 

「年代記  第二部」
第28章

第512回

 ド=グーロワールが出て行った後、ロッシはさっきの丸めた紙をシャルロットの方に投げた。
 シャルロットは机の上に落ちた紙を開いた。


ユダヤ人の王ナザレトのイエズス:アグレスール=ベルリオーズ(2-7)
 ペトロ:ヴィトールド=ザレスキー(クラスⅡ)
 アンデレ:フランソワ=フランショーム(クラスⅣ)
 ゼベダイの子ヤコブ:イジドール=アルノー(2-3)
 ヨハネ:リシャール=マティス(1-7)
 フィリポ:ギイ=フランク(2-1)
 バルトロマイ:ミシュリーヌ=バルビエ(1-6)
 トマス:シュザンヌ=ド=ブリューヌ(3-4)
 マタイ:ヴォルフガング=ヴェーベルン(1-3)
 アルファイの子ヤコブ:フランソワ=ジュメール(2-7)
 ユダ=タダイ:フロランス=クールゾン(2-7)
 シモン:フランソワーズ=ド=サックス(クラスⅡ)
 イスカリオテのユダ:オーギュスト=ド=マルティーヌ(3-7)
 このメモは、誰にも見せてはいけません。あなたは、いずれ彼らと対決しなければならなくなるでしょう。---G.R.



「どうして、あなたはこれを知っているの?」シャルロットはイタリア語で訊ねた。
「ぼくには、見えるんですよ。そして、あなたに、自分の身を守って欲しいんです」ロッシもイタリア語で静かに答えた。
「あなたは、本当に予言者なの?」
「当たらない予言者と言われているけどね」ロッシは笑った。
「身を守る、とは?」
「あなたの前に、二つの困難が待ち受けています。あなたは、それを避けなければならないのです。そうしないと・・・」そう言うと、彼は自分の首を絞める真似をした。
「二つの困難?」
「あなたと彼らの対決。そして、マルフェとアンシャンの対立」
「マルフェとアンシャン?」
「彼らのトラブルに首をつっこまないことです。彼らは、あなたが原因で、必ず対決するでしょう・・・」
「そんなの、嫌だわ!」シャルロットが思わず叫んだ。
「だから、首をつっこまないようにするんですよ。そうすれば、防げるんです」そう言うと、彼は席に戻り、何事もなかったかのようにノートに何か書き始めた。
関連記事
 関連カテゴリ一覧 ▼ 
総もくじ 3kaku_s_L.png 年代記  第一部
総もくじ 3kaku_s_L.png 年代記  第二部
総もくじ 3kaku_s_L.png 年代記  第三部
総もくじ 3kaku_s_L.png 年代記 SIDE-B
総もくじ 3kaku_s_L.png 年代記 外伝
総もくじ 3kaku_s_L.png 更新
総もくじ 3kaku_s_L.png 日記
総もくじ 3kaku_s_L.png 年代記  第一部
総もくじ 3kaku_s_L.png 年代記  第二部
総もくじ 3kaku_s_L.png 年代記  第三部
総もくじ 3kaku_s_L.png 年代記 SIDE-B
総もくじ 3kaku_s_L.png 年代記 外伝
もくじ  3kaku_s_L.png データベース
もくじ  3kaku_s_L.png 設定
総もくじ 3kaku_s_L.png 更新
もくじ  3kaku_s_L.png 未分類
総もくじ 3kaku_s_L.png 日記
  ↑記事冒頭へ  
*Edit
  ↑記事冒頭へ